新婚夫婦の初めてのおせち|ふたり用おせち通販の選び方と早割カレンダー

新婚夫婦の初めてのおせち|ふたり用おせち通販の選び方と早割カレンダー
新婚夫婦の初めてのおせちは、「作る・買う・実家で食べる」の3択をまず決めることから始まる。通販を選ぶ場合、ふたり用(2〜3人前)は1万円台前半〜2万円台が中心価格帯で、早割は例年8月下旬〜9月頃に開始される(各社公式サイトの例年傾向より)。注文前に帰省日程を固めておくことが、最も失敗の少ない順序になる。

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この記事で分かること

新婚の初めての正月、「おせち問題」が意外と大きい理由

結婚して初めて迎える正月は、実は小さな意思決定の連続になる。どちらの実家に帰るか、いつ帰るか、自宅ではどう過ごすか。その中で見落とされがちなのが「おせちをどうするか」という問題だ。独身時代は実家に帰れば当たり前に出てきたものが、世帯を持った途端に「自分たちで決めるもの」に変わる。

おせち情報を発信しているのは主に通販各社やグルメメディアで、そこでは当然「買うこと」が前提になっている。しかし新婚夫婦にとっての本当の論点はその手前、つまり「そもそも自宅用のおせちが必要か」を帰省日程とセットで決めることにある。この判断を先送りにしたまま12月に入ると、早割は終わり、人気商品は売り切れ、選択肢が狭まった状態で慌てて決めることになりやすい。

本記事は特定の通販会社を推奨するものではなく、新婚夫婦が自分たちに合った形を選ぶための判断材料を、時系列(いつまでに何を決めるか)に沿って整理する。

まず決める:「作る・買う・実家で食べる」の3択

おせちの用意には大きく3つの選択肢がある。それぞれの向き不向きを整理すると次のようになる。

選択肢費用の目安向いている夫婦注意点
手作り食材費数千円〜1万円程度料理が好き・年末に時間が取れる仕込みに数日かかる。初年から全品自作は負担が大きい
通販・店頭で購入ふたり用で1万円台前半〜2万円台が中心(各社公式サイトより)共働きで年末が忙しい・味の失敗を避けたい早割・売り切れの時期を逃すと選択肢が狭まる
実家で食べる手土産代のみ三が日をほぼ帰省で過ごす自宅での「ふたりの正月」の実感は薄くなる。両家の日程調整が前提

実際には、この3つは排他ではない。「元日は実家、2日から自宅で小さめのおせち」「重箱は通販で買い、雑煮と好きな一品だけ手作りする」といった組み合わせが、新婚1年目の現実的な落としどころとしてよく選ばれる。全品手作りは黒豆や煮しめの仕込みだけで数日を要するため、初年は購入をベースに一部だけ自作する形が負担と満足のバランスを取りやすい。

なお、どの選択肢を取るにしても先に固めるべきは帰省日程だ。両家への挨拶や滞在の段取りは年末年始の帰省と結婚挨拶・手土産ガイドで詳しく整理しているので、おせちの注文前に併せて確認してほしい。

ふたり用おせち(2〜3人前)の選び方

通販で購入すると決めた場合、最初の分かれ道はサイズだ。おせちの人数表記は「2人前」「2〜3人前」「3〜4人前」と段階があり、新婚夫婦には2〜3人前がひとつの目安とされる。選ぶ際のポイントを挙げる。

サイズは「食べ切れるか」より「三が日で楽しめるか」で考える

おせちは元日に食べ切るものではなく、三が日にかけて少しずつ食べるのが一般的だ。そのため表記人数ぴったりより少し余裕があっても意外と持て余さない。一方で、見栄えのする三段重・四段重は品数が40品を超えるものもあり、夫婦二人では最後まで箸が伸びない品が出やすい。二人とも小食なら「2人前・一段重」、来客の可能性や食べる量に自信があるなら「2〜3人前・二段重」が目安になる。

品数より「二人が好きな品が入っているか」

品数の多さは豪華さの指標にはなるが、満足度を決めるのは定番品の充実度であることが多い。数の子・黒豆・栗きんとん・海老など、二人がそれぞれ「これがないと正月らしくない」と感じる品を事前に挙げ合っておくと、商品ページの品目リストで比較しやすくなる。育った家庭によって「おせちの当たり前」は違うため、この擦り合わせ自体が新婚らしい会話にもなる。

和洋折衷という選択肢

近年はローストビーフやテリーヌを含む和洋折衷おせちも各社から出ている。伝統的な和風おせちに馴染みが薄い場合や、お酒に合わせたい場合は、和洋折衷や洋風・中華風も選択肢に入る。どちらかの実家の味に寄せる必要がない「自分たちの正月」だからこそ選べる自由でもある。

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早割は9月頃から段階的に縮小するため、候補だけ先に見ておくと判断が楽になる

匠本舗の料亭おせちを見る

料亭監修おせちの通販(価格・早割の締切は公式サイトでご確認ください)

早割カレンダー:いつ何をすべきか

おせち通販の大きな特徴は、早く予約するほど割引が大きい「早割」の存在だ。各社の例年の傾向を時系列に整理すると、おおむね次のようなカレンダーになる。

時期やること状況の目安
7〜8月帰省日程の相談・予算決め両家との調整を先に。おせち予算は家計簿の「特別費」に組み込む
8月下旬〜9月早割第1弾で予約多くの通販で予約受付・早割が開始。割引率が最も大きい傾向(各社公式サイトの例年傾向より)
10〜11月早割第2弾・第3弾段階的に割引率が縮小。人気商品は売り切れが出始める
12月上旬通常価格での駆け込み予約選択肢が減少。締切は12月中旬〜下旬に設定されることが多い
12月29〜31日商品受け取り冷蔵は30〜31日着が中心。冷凍は解凍時間を逆算して受け取り

※早割の開始時期・割引率・締切は各社・各年で異なる。上記は各社公式サイトの例年の傾向をもとにした一般的な目安(2026年7月時点)であり、正確な日程は必ず各社の最新情報で確認してほしい。

ポイントは、9月時点で予約する人が一番得をしやすい構造になっていることだ。「まだ夏なのにおせち?」と感じるかもしれないが、通販各社にとっては製造数を早く確定させたい事情があり、その対価として早期割引が設定されている。新婚夫婦にとっても、秋以降は年賀状や帰省準備で決めることが増えていくため、おせちだけ夏の涼しいうちに片付けておくのは合理的な段取りといえる。

冷凍と冷蔵(生おせち)の違い

通販おせちは配送形態で「冷凍」と「冷蔵(生おせち)」に分かれる。どちらが優れているというより、年末の過ごし方との相性で選ぶものだ。

項目冷凍おせち冷蔵おせち(生おせち)
受け取り日12月中旬〜末など幅を持たせやすい12月30〜31日着に集中しやすい
食べるまで冷蔵庫で約24時間かけて解凍するのが一般的届いたらそのまま食べられる
保存性長い(冷凍庫スペースは必要)消費期限が短い(1月1〜2日頃までが目安)
向くケース年末の在宅予定が読みにくい共働き夫婦大晦日に確実に在宅・すぐ食べたい夫婦

※解凍時間・消費期限は商品により異なる(各社公式サイトの案内より)。

新婚家庭で見落としやすいのが冷蔵庫・冷凍庫の容量だ。二人暮らし向けの冷蔵庫では、二段重の冷凍おせちと年末年始の食材が同居できないことがある。注文前に重箱のサイズ(商品ページに記載されている)と庫内スペースを確認しておくと、受け取り当日に慌てずに済む。

主要通販の特徴比較

おせち通販の大手として名前が挙がることの多い各社の特徴を、公式サイトの公開情報をもとに整理する。特定の会社を推奨するものではなく、比較の出発点として使ってほしい。

通販ふたり用の価格帯の目安配送形態の中心特徴
博多久松1万円台〜(各社公式サイトより)冷凍ボリューム重視の商品構成で知られる。おためしおせち(少量版)を事前に試せる仕組みがある
Oisix1万円台〜2万円台(公式サイトより)冷凍食材宅配サービス発。和洋折衷の構成が中心で、満足保証制度を掲げている
匠本舗1万円台〜(公式サイトより)冷蔵料亭・名店監修おせちの取り扱いが特徴。冷蔵(生おせち)中心で早割の段階設定が細かい
大手百貨店の通販1万円台〜幅広い冷蔵・冷凍両方老舗・有名店の選択肢が広い。実家への手土産おせちと合わせて手配しやすい

※価格帯・配送形態・制度は2026年7月時点の各社公式サイトの公開情報に基づく一般的な傾向であり、年度・商品により異なる。正確な内容は必ず各社公式サイトで確認してほしい。

比較の軸として意識したいのは、価格そのものより「試せるか」「口に合わなかった場合の扱い」だ。おせちは年に一度しか答え合わせができない買い物のため、少量のお試し版がある会社や、味への保証制度を明示している会社は、初めて注文する新婚夫婦にとって失敗のリスクを下げる選択肢になる。

おせちの予算は「ふたりの家計」で決める

おせちは1万円台〜2万円台と、二人暮らしの食費としては大きめの特別支出になる。ここで試されるのが、結婚後のお金の決め方だ。どちらかが独断で注文して後から金額でもめる、というのは年末の定番のすれ違いでもある。

おすすめは、おせち・帰省の交通費・手土産・年賀状代をまとめて「年末年始の特別費」として予算化し、共通の財布(共通口座)から出すと決めてしまうことだ。項目ごとに都度相談するより、枠を先に合意しておく方が意思決定が速く、不満も残りにくい。共通口座の作り方や費目の分担ルールはふたりの口座管理の始め方で詳しく解説している。また、正月に限らない新生活全体の準備は新婚生活の準備ガイドも参考にしてほしい。

注文から受け取りまでの失敗しやすいポイント

方針とサイズが決まったら、あとは実務だ。初めておせちを通販で購入する夫婦がつまずきやすいポイントを、時系列で押さえておく。

注文時:受け取り日と不在リスクを確認する

おせちの配送日は「12月30日または31日」など幅のない指定になっている商品が多い。年末は帰省・買い出し・大掃除で外出が重なりやすく、再配達の受け取りが年内に間に合わないと計画が崩れる。注文時点で受け取り日の在宅予定を夫婦のカレンダーに入れておくこと、置き配や宅配ボックスの可否(冷凍・冷蔵品は不可のことが多い)を確認しておくことが基本になる。

受け取り後:解凍の逆算を忘れない

冷凍おせちは冷蔵庫内で約24時間かけて解凍するのが一般的とされる(各社公式サイトの案内より)。元日の朝に食べるなら、大晦日の朝には冷蔵庫へ移す計算になる。ここを忘れて元日に凍ったままの重箱を前に途方に暮れる、というのは初めての冷凍おせちの定番の失敗として各社もよく注意喚起している。解凍開始のリマインダーをスマホに入れておくだけで防げるつまずきだ。

キャンセル規定は「早割の代償」として読む

早割は割引が大きい一方、キャンセル可能な期限が設定されており、期限を過ぎるとキャンセル・変更ができない商品が多い(各社公式サイトより)。9月に予約する場合、年末の予定が変わる可能性(急な帰省日程の変更・転勤など)も織り込んで、キャンセル期限がいつまでかを注文前に確認しておくと安心して早割を使える。

先輩夫婦の体験談

山下さん(29歳・女性・メーカー勤務)
「結婚した年の12月中旬に『おせちどうする?』と初めて話題に出したら、良さそうな2人前はほとんど売り切れていました。結局スーパーの単品を寄せ集めて重箱に詰めたのですが、それはそれで楽しかったものの、翌年は9月の早割で予約。同じ予算でワンランク上の内容が買えて、年末に何も考えなくていい気楽さも含めて『おせちは夏に決めるもの』と学びました。」
金子さん(32歳・男性・IT企業勤務)
「妻の実家は関西、私の実家は東北で、おせちの中身の『常識』が全然違うことに結婚して初めて気づきました。初年は和洋折衷の冷凍おせちを注文して、雑煮だけお互いの実家の味を再現して2種類作ることに。どちらの実家の流儀でもない『うちの正月』が一つできた感覚があって、おせち選びが夫婦の話し合いの練習になった気がします。」

※体験談は編集部が収集した事例を、個人が特定されない形に編集したものです。

よくある質問(FAQ)

Q1. ふたり暮らしなら何人前のおせちを選べばいい?

一般的には「2〜3人前」表記のものが目安とされます。おせちは三が日にかけて少しずつ食べるため、表記人数ぴったりより少し大きめでも持て余しにくい一方、品数が多い大型重は夫婦二人では食べ切れないことがあります。二人の食べる量と、元日に来客があるかどうかで判断するのが現実的です。

Q2. おせちの早割はいつから始まる?

通販各社の早割は例年8月下旬〜9月頃に始まることが多く、9〜10月の早期予約が最も割引率が高い傾向にあるとされます(各社公式サイトの例年の傾向より)。割引率や締切は年・各社により異なるため、狙っている店の公式サイトで最新のスケジュールを確認してください。

Q3. 冷凍おせちと冷蔵おせちはどちらがいい?

一長一短です。冷凍は保存が利き受け取り日程の自由度が高い一方、食べる前日から冷蔵庫で解凍する手間があります。冷蔵(生おせち)は届いてすぐ食べられますが消費期限が短く、届く日が年末に集中します。共働きで年末の予定が読みにくい新婚家庭には冷凍を選ぶ人も多いとされます。

Q4. 新婚1年目は手作りと通販どちらが多い?

決まった正解はありません。全品手作りは仕込みに数日かかるため、初年は「購入+数品だけ手作り」の組み合わせが現実的な折衷案としてよく紹介されます。雑煮や好きな一品だけ自作し、重箱は通販で用意する形なら、負担を抑えつつ「ふたりの正月」の実感も得られます。

Q5. 実家で正月を過ごす場合、自宅用おせちは不要?

帰省の日程次第です。三が日をすべて実家で過ごすなら不要なことが多い一方、元日だけ帰省して2日以降は自宅という予定なら、小さめの2人前おせちを用意すると「自宅の正月」も楽しめます。帰省の段取りは両家との調整も絡むため、おせちの注文前に日程を固めておくのが順序としておすすめです。

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ふたり用サイズと受け取り日を決めたら、あとは早割のあるうちに

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まとめ

新婚夫婦の初めてのおせちは、商品選びの前に「作る・買う・実家で食べる」の方針と帰省日程を決めることが出発点になる。通販を選ぶなら、ふたり用(2〜3人前)・1万円台前半〜2万円台が中心価格帯で、8月下旬〜9月頃に始まる早割を使うのが最も選択肢が広く割安になりやすい(各社公式サイトの例年傾向より)。

冷凍か冷蔵かは年末の在宅予定との相性で選び、予算は「年末年始の特別費」としてふたりの家計で先に合意しておく。おせちは単なる買い物ではなく、育った家庭の違う二人が「うちの正月」を初めて設計する共同作業でもある。夏のうちに一度、ふたりで話してみてほしい。

著者・監修について

Noe編集部 婚活・結婚準備にまつわる各種サービスの料金体系や制度を、公式情報・公開データをもとに中立的な立場で整理し、情報を提供しています。

※本記事の価格・サービス内容は2026年7月現在の公開情報に基づく一般的な目安です。早割の時期・割引率・商品内容は必ず各社公式サイトでご確認ください。

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