二人暮らしの光熱費はいくら?平均の目安と、名義・折半の決め方
本記事はアフィリエイト広告を含みます。広告の有無にかかわらず、編集部が有益と判断した情報のみ掲載しています。
二人暮らしを始めるとき、家賃ほど注目されないのに毎月確実に出ていくのが光熱費です。
まず目安を押さえたうえで、実務でつまずきやすい「契約名義を誰にするか」と「どう折半するか」まで扱います。金額そのものより、この2つで揉めることのほうが多いからです。
目安はいくらか
総務省「家計調査」2025年平均では、二人以上の世帯の光熱・水道は月24,547円です。ただしこの統計の平均世帯人員は2.87人なので、2人暮らしはこれより低く出ます。
| 費目 | 二人暮らしの目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 電気 | 月8,000〜13,000円 | 季節差が最も大きい |
| ガス | 月3,000〜8,000円 | 都市ガスかプロパンかで倍近く違う |
| 水道 | 月4,000〜5,000円 | 2か月に1度の請求が一般的 |
| 合計 | 月15,000〜25,000円 | 季節と住居設備で変動 |
「月2万円前後」を基準にして、そこから上下する要因を押さえるのが実用的です。
季節で倍近く変わる
年間を平らにならした数字だけ見ていると、冬に驚くことになります。
- 最も高いのは1〜3月——暖房と給湯が重なる時期です
- 次が7〜9月——冷房の影響。ただし冬ほどではないのが一般的です
- 最も安いのは春と秋——冷暖房をほぼ使わない月
春に入居して「思ったより安い」と感じても、冬に1.5〜2倍になる前提で家計を組んでおいてください。月々の予算を年間の平均で置くと、冬に足りなくなります。
都市ガスかプロパンかで大きく違う
物件選びの段階で効いてくるのがこれです。プロパンガス(LPガス)は都市ガスより単価が高いのが一般的で、同じ使い方でも月々の差が出ます。
しかもプロパンは料金が供給会社ごとに異なり、賃貸では入居者が会社を選べないことがほとんどです。つまり入居後に下げる手段が限られます。
内見のときにガスの種類を確認しておくと、後から「こんなに高いとは」となるのを避けられます。家賃が数千円安くてもガス代で相殺されることがあります。
契約名義を誰にするか
意外と決めていない家庭が多い部分です。実務としては次のどれかになります。
| 方式 | 中身 | 向いている場合 |
|---|---|---|
| 片方に集約 | 電気・ガス・水道すべて同じ人の名義 | 共通口座から引き落とす場合。管理が単純 |
| 費目ごとに分ける | 電気はA、ガスはB、など | 各自の口座から払う場合 |
| 賃貸契約者に合わせる | 家賃の契約者と同一にする | 手続きが一度で済む。最も多い |
名義は「支払う人」と一致させておくと後が楽です。名義と支払い者がずれていると、引き落とし口座の変更や解約のたびに手間が発生します。
また、別れる・引っ越すときに名義変更が必要になります。同棲の場合はこの点も踏まえて決めておくと、後の手続きが軽くなります。
折半のやり方
光熱費は毎月金額が変わるので、都度割ると計算が面倒になります。実務では次の形が使われます。
- 共通口座から払う——最も手間が少ない。定額を入れておき、そこから引き落とす
- 定額でやりとりする——「毎月1万円ずつ」と決め、差額は年に1回精算するか、しない
- 費目ごとに担当——「電気はA、ガスと水道はB」。金額差は許容する前提
- 都度割り勘——正確だが、毎月の作業が発生する
正確さより、続くかどうかで選んでください。1円単位で合わせる運用は、たいてい数か月でやらなくなります。分担の考え方そのものは結婚費用は折半すべきかで整理しています。
下げる手順
効果の大きい順に並べます。
- 1. 契約プランを見直す——電気は使用量と時間帯でプランが合っていないことがあります。一度変えれば以後ずっと効きます
- 2. 電気とガスをまとめる——セット割が使える場合があります
- 3. 給湯と暖房の使い方——光熱費の大半はここ。設定温度と使用時間が効きます
- 4. 待機電力や細かい節電——効果は小さめ。ここから始めると徒労感が出ます
1と2は一度やれば終わる作業で、3と4は毎日の努力が要ります。順番を逆にしないでください。
なお、ここまでは電気・ガス・水道の話ですが、「一度変えれば以後ずっと効く」という点では通信費も同じです。光熱費の見直しで手応えがあったなら、同じ考え方で回線とスマホも一度見ておくと、固定費全体としての効果は大きくなります。手順は新婚生活の固定費見直し完全ガイドにまとめています。
まとめ
- 二人暮らしの光熱費は月15,000〜25,000円が目安。基準は「月2万円前後」
- 冬は1.5〜2倍になる。年平均で予算を組むと冬に足りなくなる
- 折半は正確さより続くかどうかで選ぶ。名義は支払う人と一致させておく
よくある質問
Q1. 二人暮らしの光熱費は月いくらが目安ですか?
電気8,000〜13,000円、ガス3,000〜8,000円、水道4,000〜5,000円で、合計は月15,000〜25,000円程度が目安です。総務省「家計調査」2025年平均の二人以上世帯では光熱・水道が月24,547円ですが、この統計は平均世帯人員2.87人のため、2人暮らしはこれより低く出ます。
Q2. 季節でどのくらい変わりますか?
1〜3月が最も高く、春や秋の1.5〜2倍になることがあります。暖房と給湯が重なるためで、夏の冷房より冬のほうが影響が大きいのが一般的です。年間の平均額で毎月の予算を組むと冬に足りなくなるので、冬に上がる前提で組んでください。
Q3. 都市ガスとプロパンで何が違いますか?
プロパンガスは都市ガスより単価が高いのが一般的で、同じ使い方でも月々の差が出ます。さらにプロパンは供給会社ごとに料金が異なり、賃貸では入居者が会社を選べないことがほとんどなので、入居後に下げる手段が限られます。内見時にガスの種類を確認しておいてください。
Q4. 光熱費の契約名義は誰にすべきですか?
支払う人と一致させておくのが実務的です。賃貸契約者に合わせて片方に集約する形が最も多く、手続きが一度で済みます。名義と支払い者がずれていると、引き落とし口座の変更や解約のたびに手間が発生します。
Q5. 光熱費はどう折半すればよいですか?
共通口座から払う方法が最も手間がかかりません。ほかに定額でやりとりする、費目ごとに担当を決める、都度割り勘にするといった方法があります。毎月金額が変わる費目なので、正確さより続くかどうかで選んでください。1円単位で合わせる運用は数か月で続かなくなりがちです。
Q6. 節約はどこから手を付けると効果がありますか?
契約プランの見直しと、電気・ガスのセット割から始めてください。一度変えれば以後ずっと効くためです。次が給湯と暖房の使い方で、待機電力などの細かい節電は効果が小さいので最後です。順番を逆にすると努力の割に成果が出ず、続かなくなります。
Q7. 同棲を解消するとき、光熱費の名義はどうなりますか?
名義人が退去する場合は解約または名義変更の手続きが必要です。同棲では将来の変更を見込んで、契約者と名義を揃えておくと手続きが一度で済みます。契約時に決めておくと、あとから調整する手間を避けられます。