東京で二人暮らしの生活費はいくら?地方との差と、下げられる費目
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「東京は生活費が高い」とよく言われますが、どの費目がどれだけ高いのかは意外と語られません。
結論から言うと、差の大半は家賃です。そして家賃以外には、東京のほうが安くなる費目すらあります。この記事では、どこに差が出てどこに出ないかを整理し、下げられるポイントを扱います。
差が出るのはほぼ家賃
東京と地方で生活費を比べると、差の大半は住居費に集中します。同じ間取りでも、都心と地方都市では月に数万円単位で変わります。
そして家賃は毎月固定で出ていく最大の費目なので、ここの差がそのまま生活費全体の差になります。逆に言えば、家賃をコントロールできれば東京の生活費は思ったほど跳ね上がりません。
家賃は手取りに対する割合で見るのが実用的で、手取りの25〜30%以内に収める考え方が一つの目安になります。
家賃以外は思ったほど変わらない
意外に感じるかもしれませんが、次の費目は東京だから極端に高いということはありません。
| 費目 | 東京との差 | 理由 |
|---|---|---|
| 光熱・水道 | ほぼ変わらない | 料金体系は事業者単位。むしろ住居の断熱性能の影響が大きい |
| 通信 | 変わらない | 全国共通の料金プランがほとんど |
| 食費 | やや高い程度 | スーパーの選択肢が多く、価格帯の幅も広い |
| 日用品 | ほぼ変わらない | 全国チェーンとネット通販が中心 |
| 保険 | 変わらない | 居住地で大きく変わる性質のものではない |
「東京は何もかも高い」というより「東京は家賃が高い」と捉えるほうが、対策を立てやすくなります。
東京のほうが下がる費目もある
見落とされがちですが、東京だから安くなるものもあります。
- 車の維持費——公共交通が発達しているため、車を持たない選択がしやすい。車1台で月2〜3万円規模なので、これが不要になる影響は大きい
- 駐車場代——車を持たなければ当然かかりません。地方では家賃に含まれることが多い費目です
- 移動コスト——目的地が近く、選択肢が多い
「家賃が月2万円高いが、車が不要で月2.5万円浮く」という比較になることもあります。家賃だけを見て判断すると、この部分を見落とします。
エリアの選び方
東京で家賃をコントロールする際の判断材料です。
- 通勤時間と家賃はトレードオフ——郊外に出れば下がりますが、毎日の時間コストが増えます
- 路線で相場が変わる——同じ距離でも路線によって差があります
- 二人の勤務地の中間——どちらか一方に寄せると、片方の負担が固定されます
- 築年数と設備——築年数を許容すると同じ立地で下がります。ただし断熱性能が低いと光熱費に跳ね返ることがあります
最後の点は見落とされがちです。家賃を下げた分が光熱費で戻ってくることがあるので、総額で比較してください。
エリアを決めたあとに効いてくるのが引っ越し費用です。同じ荷物量でも業者によって見積もりに差が出るため、2人分の荷物をまとめて運ぶ場合はとくに、複数社を比べてから決めると総額が変わります。
住むかどうかの判断
金額だけで決める話ではありませんが、判断材料として次を並べておくと比較できます。
- 手取りに対する家賃の割合——25〜30%を超えるなら、他を相当節約する必要があります
- 車が不要になるか——なるなら、その分は家賃の差を埋めます
- 収入がどう変わるか——生活費だけでなく収入側も比べないと判断できません
- 将来の住まい——賃貸を続けるか購入するかで、長期の計算が変わります(賃貸か購入か)
まとめ
- 差の大半は家賃。光熱・通信・日用品は地方とほぼ変わらない
- 車が不要になる分で相殺されることがある。家賃だけで判断しない
- 築年数を下げて家賃を削ると、光熱費で戻ってくることがある。総額で比較する
よくある質問
Q1. 東京で二人暮らしの生活費はいくらですか?
家賃を除くと、二人暮らしでおおむね月15万〜20万円のレンジに収まることが多く、この部分は地方と大きくは変わりません。差が出るのはほぼ家賃なので、自分たちが想定する家賃を足して判断するのが実用的です。
Q2. 東京は何もかも高いのですか?
そうではありません。光熱・水道は料金体系が事業者単位なのでほぼ変わらず、通信は全国共通のプランがほとんど、日用品も全国チェーンとネット通販が中心で差は小さくなります。食費はやや高い程度で、店舗の選択肢が多いぶん価格帯の幅もあります。
Q3. 東京のほうが安くなる費目はありますか?
車の維持費です。公共交通が発達しているため車を持たない選択がしやすく、車1台で月2〜3万円規模の費用が不要になります。駐車場代も同様で、家賃が月2万円高くても車が不要なら差が相殺されることがあります。
Q4. 家賃はいくらまでが適正ですか?
手取りに対する割合で見るのが一般的で、一つの目安として手取りの25〜30%以内に収める考え方があります。これを超える場合は他の費目を相当抑える必要が出てくるため、住むエリアや間取りを見直す判断材料になります。
Q5. 家賃を下げるにはどうすればよいですか?
通勤時間を許容する、路線を変える、築年数を許容するといった方法があります。ただし築年数の古い物件は断熱性能が低く、家賃を下げた分が光熱費で戻ってくることがあるため、家賃単体ではなく総額で比較してください。
Q6. どのエリアを選ぶとよいですか?
二人の勤務地の中間を軸に考えると、どちらか一方に負担が固定されるのを避けられます。同じ距離でも路線によって相場が変わるので、距離ではなく路線と所要時間で比べてください。
Q7. 東京に住むかどうか、どう判断すればよいですか?
手取りに対する家賃の割合、車が不要になるかどうか、収入がどう変わるか、将来賃貸を続けるか購入するか——この4点を並べると比較できます。生活費だけを見て判断すると、収入側の違いを見落とします。