離婚率の最新値と推移|都道府県ランキングと同居期間別の実数

公開 2026-08-27/出典は公的統計。2026年8月27日に各原典で確認

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離婚率は令和7年(2025)の1.50(人口千対)で、件数は179,073組です。ピークだった平成14年(2002)の289,836組からは大きく減っています。ただし「減っている」で終わらせると実態を取り違えます。総数が減るなかで、同居期間30年以上の離婚だけは前年より増えているためです。

最新の離婚率と離婚件数

区分離婚件数離婚率(人口千対)
令和7年(2025)(確定数)179,073組1.50
令和6年(2024)(確定数)185,904組1.55

出典:厚生労働省『令和7(2025)年 人口動態統計(確定数)の概況』(2026年9月30日公表)(2026年10月1日確認)。前年(令和6年確定数185,904組・1.55)より6,831組減少・0.05ポイント低下

離婚率は人口千人あたりの離婚件数で、分母は10月1日現在の日本人人口です。パーセントではない点に注意してください。

推移(直近11年)

年離婚件数離婚率区分
平成27年(2015)226,238組1.81確定数
平成28年(2016)216,856組1.73確定数
平成29年(2017)212,296組1.70確定数
平成30年(2018)208,333組1.68確定数
令和元年(2019)208,496組1.68確定数
令和2年(2020)193,253組1.57確定数
令和3年(2021)184,384組1.50確定数
令和4年(2022)179,099組1.47確定数
令和5年(2023)183,814組1.52確定数
令和6年(2024)185,904組1.55確定数
令和7年(2025)179,073組1.50確定数

出典:国立社会保障・人口問題研究所『人口統計資料集2026』表6-2(1900年以降は厚生労働省『人口動態統計』による)/2025年のみ厚生労働省『令和7年人口動態統計(確定数)』

婚姻件数・婚姻率との対比

離婚率だけを見ると分母の人口も動くため、婚姻の側と並べて見るのが基本です。令和7年(2025)の婚姻件数は489,158組・婚姻率4.1(人口千対)で、2年連続で増加。ピークは昭和47(1972)年の1,099,984組。でした。平均初婚年齢は夫31.0歳・妻29.7歳です。再婚の割合は夫17.5%・妻15.4%でした。

前年(夫31.1・妻29.8)より低下。最も低いのは夫妻とも島根県(夫29.7・妻28.7)、最も高いのは夫妻とも東京都(夫32.0・妻30.6)。

都道府県別の離婚率ランキング(47都道府県)

最も高いのは沖縄県(2.19)、最も低いのは石川県(1.24)でした。全国は1.50です。

都道府県離婚率(人口千対)婚姻率(人口千対)
北海道1.713.6
青森県1.472.8
岩手県1.342.9
宮城県1.433.7
秋田県1.142.6
山形県1.183.0
福島県1.473.2
茨城県1.443.4
栃木県1.493.6
群馬県1.543.5
埼玉県1.474.0
千葉県1.454.1
東京都1.475.9
神奈川県1.454.5
新潟県1.173.0
富山県1.143.5
石川県1.243.6
福井県1.303.4
山梨県1.503.7
長野県1.383.5
岐阜県1.393.3
静岡県1.413.7
愛知県1.544.5
三重県1.473.6
滋賀県1.403.9
京都府1.423.7
大阪府1.704.8
兵庫県1.483.8
奈良県1.383.1
和歌山県1.633.3
鳥取県1.493.3
島根県1.283.2
岡山県1.473.7
広島県1.523.9
山口県1.443.2
徳島県1.433.3
香川県1.463.6
愛媛県1.523.3
高知県1.633.1
福岡県1.694.3
佐賀県1.503.5
長崎県1.483.2
熊本県1.563.6
大分県1.563.6
宮崎県1.783.4
鹿児島県1.553.4
沖縄県2.194.6

都道府県別の離婚は「別居する前の住所」で表章される(厚労省 利用上の注意5)。 出典:厚生労働省『令和7(2025)年 人口動態統計月報年計(概数)の概況』第9表 人口動態総覧(率),都道府県(特別区-指定都市再掲)別

同居期間別の離婚件数(いわゆる熟年離婚)

同居期間20年以上の離婚は39,886組で、離婚全体の22.27%を占めます。1985年の20年以上は20,434組(総数166,640組の12.26%)。実数で約2倍、シェアで約1.8倍に拡大。

同居期間件数(最新)構成比前年(確定数)
5年未満48,154組26.89%51,640組
うち1年未満8,293組4.63%8,626組
うち1〜2年10,123組5.65%11,056組
うち2〜3年10,369組5.79%10,998組
うち3〜4年9,970組5.57%10,541組
うち4〜5年9,399組5.25%10,419組
5〜10年未満35,373組19.75%35,596組
10〜15年未満22,619組12.63%23,292組
15〜20年未満18,738組10.46%19,607組
20年以上39,886組22.27%40,684組
うち20〜25年未満15,820組8.83%16,547組
うち25〜30年未満10,940組6.11%11,254組
うち30〜35年未満5,790組3.23%5,690組
うち35年以上7,336組4.10%7,193組

総数には同居期間不詳を含むため、内訳の合計は総数に一致しない。令和7年は同居期間30年以上の区分(30〜35年未満・35年以上)だけが前年より増加し、他の全区分は減少した。 出典:厚生労働省『令和7(2025)年 人口動態統計月報年計(概数)の概況』図表5-2 同居期間別にみた離婚件数の年次推移

数字を扱うときの注意

確定数と概数が混在している

令和7年の離婚件数・全国の離婚率・婚姻件数は2026年9月30日公表の確定数です。都道府県別の離婚率と同居期間別の離婚件数は、確定数の詳細がまだ公表されていないため概数(2026年6月公表)のままです。詳細は2026年11月〜12月に公表される予定で、公表後に差し替えます。引用する際は確定数か概数かを添えてください。

都道府県別は「別居する前の住所」で集計される

都道府県別の離婚は「別居する前の住所」で表章される(厚労省 利用上の注意5)。現住所ではないため、その都道府県に現在住んでいる人の離婚率とは意味が違います。

熟年離婚は実数ではなく構成比で見る

離婚の総数が減っているため、同居期間の長い区分の実数が横ばいでも構成比は上がります。1985年の同居期間20年以上は20,434組で総数の12.26%でしたが、令和7年(2025)には39,886組・22.27%になっています。実数で約2倍、シェアで約1.8倍です。

よくある質問(FAQ)

Q1. いまの離婚率はどれくらいですか?

令和7年(2025)の離婚率は1.50(人口千対)、離婚件数は179,073組です(確定数)。前年の確定数は1.55・185,904組でした。離婚率は人口千人あたりの件数であってパーセントではありません。

Q2. 「3組に1組が離婚」というのは本当ですか?

その年の離婚件数を婚姻件数で割った数字が根拠にされることがありますが、分子と分母が別の夫婦を指すため、実際に何組に1組が離婚するかを示すものではありません。最新年でいえば婚姻489,158組に対し離婚179,073組で、割ればおよそ2.7分の1になりますが、この計算で「結婚した人の何割が離婚する」とは言えません。

Q3. 離婚率が高い都道府県はどこですか?

最新の概数では沖縄県(2.19)が最も高く、次いで宮崎県(1.78)、北海道(1.71)です。最も低いのは富山県(1.14)と秋田県(1.14)でした。全国は1.50です。なお都道府県別の離婚は「別居する前の住所」で集計されるため、現住所ベースではありません。

Q4. 熟年離婚は増えているのですか?

構成比では増えています。同居期間20年以上の離婚は1985年に20,434組(総数の12.26%)でしたが、最新年は39,886組(22.27%)です。実数で約2倍、シェアで約1.8倍になりました。最新年は同居期間30年以上の区分だけが前年より増加し、他の区分は減少しています。離婚の総数が減っているため、実数の増加が小さくても構成比は上がる点に注意してください。

Q5. 協議離婚はどれくらいの割合ですか?

2024年の離婚185,904組のうち協議離婚は162,682組で、全体の87.5%でした。調停・裁判による離婚は残りの1割強にとどまります。

Q6. 最新の数字は確定値ですか?

令和7年の離婚件数(179,073組)・全国の離婚率(1.50)・婚姻件数(489,158組)は2026年9月30日公表の確定数です。都道府県別の離婚率と同居期間別の離婚件数はまだ概数で、確定数の詳細は2026年11月〜12月に公表される予定です。資料に引用する場合は確定数か概数かと公表年月を添えてください。

出典

本記事の数値はすべて次の公的統計の公表値です。統計ごとに調査の対象・周期・母集団が違うため、異なる統計の数値を掛け合わせないでください。

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数字を眺めたあとに、手元で変えられること

統計は全体の傾向を示すだけで、個々の家庭の選択を決めるものではありません。共働きでも片働きでも、日々の家事の総量を減らすことは今日から手をつけられます。買い物と献立を考える時間を削るのはその一つです。

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