オンライン結婚相談所は本当に安いのか|公式に1年総額を明示しているのは1社だけだった【2026年8月・公表料金の比較】
本記事はアフィリエイト広告を含みます。広告の有無にかかわらず、編集部が有益と判断した情報のみ掲載しています。
「オンライン結婚相談所は安い」——この一文は、検索すればいくらでも出てきます。 ただ、「安い」の根拠になる総額を、各社の公式サイトがどこまで書いているかを確かめた記事はほとんどありません。 そこで、オンライン完結型・低価格帯を名乗る相談所と、比較の基準になる店舗型の大手、あわせて12社の公式料金ページを2026年8月22日に確認しました。
結論を先に書きます。1年間の総額を公式サイトに明示しているのは12社中1社だけでした。 しかも「安い」と言われる側ほど、金額そのものをテキストで書いていない傾向がありました。 この記事は、誰が安いかを決めるものではありません。公式に何が書かれていて、何が書かれていないのかを並べます。
先に結論:総額を公式に明示しているのは1社
12社の公式料金ページを確認した結果、「1年活動した場合の総額」を明示していたのはスマリッジ(年間活動費125,400円)の1社だけでした。 ツヴァイは「10ヶ月で成婚退会した場合、入会からご成婚までに18〜50万円ほど」という幅でFAQに示し、IBJメンバーズは「初期費用+3か月分の月会費」のような条件付きの合計を載せていますが、 1年の総額として1つの数字を出している社は他にありませんでした。
「安い」と判断するには総額が要ります。月会費だけを見れば安く見える社でも、入会金と成婚料を足すと順位が入れ替わります。 ところが総額を書いていないと、読者は自分で足し算をするしかなく、その足し算に必要な数字すら書かれていない社もありました。
公表料金の一覧(12社・2026年8月確認)
すべて税込、各社の公式料金ページの記載をそのまま転記しています。 「記載なし」は公式サイトのテキストに金額が見当たらなかったことを示し、推測で埋めていません。 「編集部計算」は、公式に総額の記載が無い社について、初期費用+月会費×12か月を単純に足したものです(成婚料・お見合い料は含みません)。
オンライン完結・低価格帯を名乗る社
| サービス | 初期費用 | 月会費 | 成婚料 | 1年総額(公式/編集部計算) |
|---|---|---|---|---|
| スマリッジ | 6,600円 | 9,900円 | 0円 | 公式明示:125,400円 |
| エン婚活エージェント | 33,000円 | 16,500円 | 0円 | 記載なし/編集部計算 231,000円 |
| ウェルスマ | 49,800円 | 11,800円〜19,800円(3プラン) | 149,800円 | 記載なし/編集部計算 191,400円(最安プラン)。成婚時は+149,800円 |
| ブライダルネット(年会員) | 記載なし | 2,000円換算(年額24,000円) | 記載なし | 年会員のみ年額24,000円を明示 |
| ブライダルネット IBJ onlineコース | 11,000円 | 7,700円 | 0円 | 記載なし/編集部計算 103,400円 |
| naco-do | テキスト記載なし(画像のみ) | テキスト記載なし | 0円(明記) | 計算不可(公式に数値なし) |
| ベルロード縁結びサポート | 「あり」だが額の記載なし | 9,800円(1か月)〜8,300円/月(6か月) | 「あり」だが額の記載なし | 計算不可 |
比較の基準:店舗型の大手
| サービス | 初期費用 | 月会費 | 成婚料 | 1年総額(公式/編集部計算) |
|---|---|---|---|---|
| オーネット(オーネットプラン) | 123,200円 | 15,950円 | 0円(会員同士) | 記載なし/編集部計算 314,600円 |
| ツヴァイ(紹介プラン) | 118,800円 | 15,950円 | 0円 | 公式はFAQで「10ヶ月で成婚退会した場合18〜50万円ほど」の幅表記/編集部計算 310,200円 |
| IBJメンバーズ | 252,450円(登録料+活動サポート費) | 17,050円 | 220,000円 | 条件付き合計のみ/編集部計算 457,050円 |
出典:各社公式料金ページ(スマリッジ・エン婚活エージェント・ウェルスマ・ブライダルネット・naco-do・ベルロード縁結びサポート・オーネット・ツヴァイ・IBJメンバーズ)。2026年8月22日に編集部が確認。料金は改定されるため、申込前に必ず公式サイトで再確認してください。
表の「記載なし」と「0円」は別物です。0円は公式が明示した数字で、記載なしは書かれていないという事実です。 ここを混同すると、「成婚料の記載がない=成婚料が無い」と読み違えることになります。
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「安い」側ほど金額を書かない、という構造
確認して最も意外だったのは、店舗型の大手ほど内訳を細かく開示し、低価格を訴求する側ほど金額をテキストで書いていないという逆転でした。
- naco-doは料金ページが画像のみで、公式サイト上のテキストに金額がありません。特定商取引法に基づく表記でも「購入手続の際に画面に表示」とされ、申込画面まで進まないと数字が見えない構造です
- ベルロード縁結びサポートは月額プランを画像で示していますが、入会金と成婚料については「あり」とだけ書かれ、額はサイト内のどこにも見当たりませんでした
- 対してオーネット・ツヴァイは、入会金・月会費・成婚料・休止月の費用・中途解約の精算方法まで公式ページに載せています
理由は推測になるので断定しませんが、事実として言えるのは、「安い」という印象と「総額が確認できる」ことは別だということです。 この記事で順位を付けられないのは、順位を付けるための数字が公式に無い社があるためです。
総額を決めるのは月会費ではなく成婚料
月会費だけを比べると、ウェルスマの最安プラン(11,800円)はスマリッジ(9,900円)とそれほど変わりません。 しかし成婚料が149,800円あるため、成婚して退会した時点の総額は34万円を超え、店舗型のオーネットに並びます。
| 比較軸 | スマリッジ | ウェルスマ(最安プラン) | 差 |
|---|---|---|---|
| 月会費 | 9,900円 | 11,800円 | 1,900円 |
| 1年活動(成婚せず) | 125,400円 | 191,400円 | 66,000円 |
| 1年で成婚退会 | 125,400円 | 341,200円 | 215,800円 |
つまり「安いオンライン相談所」を探すとき、最初に見るべきは月会費ではなく成婚料の有無と額です。 成婚料0円を明記しているのはスマリッジ・エン婚活エージェント・naco-do・ブライダルネットIBJ onlineの4社、 成婚料ありはウェルスマ(149,800円)とベルロード(額は非公表)でした。
掲載されている「実績」が自社の数字とは限らない
料金とは別に、もう一つ確認しておくべき点があります。 ウェルスマとツヴァイが、公式サイトにまったく同じ数字(年間お見合い969,782件・成婚19,112名)を掲載していました。 これはどちらかが間違っているのではなく、両社が加盟するIBJ連盟全体の数値です。
IBJ加盟店は、連盟の会員データベースを共有しているため、連盟全体の実績を掲載すること自体は不自然ではありません。 ただし、読者がそれを「その相談所の成婚数」と受け取ると、規模を大きく見誤ります。 自社単体の会員数・成婚数を公表している社は、今回の12社ではオーネット(登録会員30,181名・2026年1月1日時点)とツヴァイ(107,597名・2026年3月時点、ただしIBJ連盟内)以外、料金ページ上では確認できませんでした。
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比較リストから消えたサービス
「オンライン結婚相談所 安い」の比較記事には、いまも次の2社が載っていることがあります。どちらも終了しています。
- ゼクシィ縁結びエージェント——リクルートの公式発表(2025年11月17日)により、新規受付は同日終了、お相手紹介は2026年1月末頃、サービス提供は2026年6月末頃で終了。公式サイトは2026年8月22日時点で接続できませんでした。詳しくはゼクシィ縁結びのサービス終了と公表されていた数字で整理しています
- ペアーズエンゲージ——2022年9月15日にサービス終了(複数の第三者記事で確認。公式の一次発表は取得できませんでした)
また「マリッジパートナーズ」は、オンライン低価格帯として紹介されることがありますが、公式料金は活動サポート料330,000円+成婚料220,000円の対面型で、このリストの前提とは合いません。
公式ページを読むときの三つの確認点
この記事の表は2026年8月時点のものです。自分で公式ページを読むときは、次の三つを順に確認すると、この記事と同じ整理ができます。
1|成婚料の有無と額。総額を最も動かす項目です。「0円」と明記されているか、「あり」とだけ書かれているか、何も書かれていないかを区別してください。
2|金額がテキストで書かれているか。画像だけの場合、料金改定の履歴が追えず、スクリーンリーダーでも読めません。申込画面まで進まないと金額が出ない構造なら、その時点で比較表には載せられません。
3|掲載されている実績が自社のものか連盟のものか。「IBJ」「連盟」「加盟店全体」という語があれば連盟の数字です。自社単体の数字が別に書かれているかを確認してください。
それでも判断がつかないときは、一社ずつ資料請求するより、複数社の資料をまとめて取り寄せて、同じ項目で横に並べる方が早く終わります。
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まとめ
- オンライン完結・低価格帯と店舗型の計12社のうち、1年総額を公式に明示しているのはスマリッジ(125,400円)の1社だけ
- 「安い」を訴求する側ほど金額をテキストで書いていない。naco-doは画像のみ、ベルロードは入会金・成婚料の額が非公表
- 総額を決めるのは月会費ではなく成婚料。月会費が近くても、成婚時の総額で21万円以上の差が出る
- 公式に載っている「実績」はIBJ連盟全体の数字であることがある。自社単体の数字かどうかを確認する
- ゼクシィ縁結びエージェント(2026年6月末)とペアーズエンゲージ(2022年9月)は終了済み。古い比較記事には注意
- この記事は公表状況の整理であり、どの社を勧めるものでもありません。料金は改定されるため、申込前に公式サイトで再確認してください
よくある質問
Q1. オンライン結婚相談所で一番安いのはどこですか。
公式に1年総額を明示しているのがスマリッジ(125,400円)のみで、他社は総額を公式に書いていないか、金額そのものがテキストで確認できないため、この記事では順位を付けていません。月会費だけでなく成婚料を含めた総額で比べる必要があります。
Q2. naco-doの料金はいくらですか。
2026年8月22日時点で、naco-doの公式サイトのテキストに入会金・月会費の金額は記載されておらず、料金は画像および申込画面での表示となっていました。成婚料0円は明記されています。金額は公式の申込画面で確認してください。
Q3. 成婚料とは何ですか。
相談所を通じて結婚が決まり退会するときに支払う費用です。0円の社と、10万円台〜22万円の社があります。月会費が安くても成婚料が高いと、成婚時の総額は店舗型と変わらなくなることがあります。
Q4. 「成婚19,112名」と書いてある相談所は、それだけ成婚者がいるということですか。
その数字はIBJ連盟全体(加盟店約1,900店以上)の2024年の成婚数で、ウェルスマとツヴァイが同じ数字を掲載していました。その相談所単体の成婚数ではありません。自社単体の数字が別に書かれているかを確認してください。
Q5. ゼクシィ縁結びエージェントはまだ入会できますか。
できません。リクルートの公式発表(2025年11月17日)で、新規受付は同日に終了、サービス提供は2026年6月末頃で終了しています。
Q6. オンライン型と店舗型の料金差は、何に対して払っているのですか。
主に仲人・カウンセラーの人件費です。店舗型は相手の選定・日程調整・交際中の相談を専任担当が代行し、オンライン型はその一部をシステムとチャットサポートに置き換えています。自分でどこまでやれるかで、差額の妥当性が変わります。
Q7. 料金は変わりますか。
変わります。この記事の数字は2026年8月22日に公式サイトで確認したものです。申込前に必ず各社の公式料金ページで再確認してください。