最終更新: 2026年5月31日 | 著者: Noe編集部

40代男性にはユーブライド(3,600円〜)・Omiai(4,380円〜)が最適。スペックより「人となり」を前面に。蕎麦打ちや料理など具体的な趣味エピソードが差別化になる。
40代でマッチングアプリを始めたとき、私が最初に感じたのは「何をどう書けばいいのかまったく分からない」という戸惑いだった。若い頃の感覚で書いたプロフィールは、どこか浮いていた。
正直に言うと、40代男性のアプリで一番必要なのは「威圧感を消すこと」だと思っている。職業・肩書き・乗っている車を前面に出すと、そういった条件を重視して探している相手が集まってくる。そうではなく生活感を出した方が、長続きする関係につながると実感している。この記事では、その具体的な方法を書いていく。
40代男性がマッチングアプリに登録すると、月平均のいいね受信数は1〜5件程度というのが実情だ(各社公式発表・Noe編集部2025年ユーザー調査より推計)。20代女性が50〜100件受け取るのとは桁が違う。
ただ、数字だけ見て落ち込む必要はない。40代男性にいいねを送ってくる女性は、それなりの覚悟を持っていることが多い。恋活目的ではなく、真剣にパートナーを探している層と自然とつながりやすい年齢でもある。「安定感・経験・誠実さ」は、20代男性が出そうとしても出せない強みだ。問題は、その強みをどう伝えるかだ。
30代後半〜40代の婚活層が中心のアプリで、40代男性の活動比率が他アプリより高い。全員が結婚前提で登録しているため、出会いの目的がずれにくい。月額3,600円〜(男性)、女性は無料。
25〜40歳が中心で、婚活層の厚さはアプリ全体でも上位に入る。詳細な条件検索ができるため、相手を絞り込みながら活動できる。月額4,380円〜(男性)、女性は無料。
バツイチ・シングルペアレント・再婚希望に特化したアプリ。40代ユーザーが多く、「複雑な事情を理解してくれる相手」を探すのに向いている。
会員数は多いが、20代の恋活層も混在している。婚活がメインの目的なら、ユーブライドをメインに据えてPairsは補助的に使う程度が現実的だ。
| アプリ名 | 月額料金(男性) | 女性料金 | 40代向け適性 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ユーブライド | 3,000〜4,200円(1〜6ヶ月) | 無料 | ◎ | 30〜40代婚活層が中心。結婚前提の真剣な相手が多い |
| Omiai | 3,480〜4,980円(1〜6ヶ月) | 無料 | ○ | 条件詳細検索が可能。25〜40歳の婚活層が厚い |
| マリッシュ | 2,980〜3,980円(1〜6ヶ月) | 無料〜 | ○ | バツイチ・再婚希望に特化。40代ユーザーが豊富 |
| Pairs | 2,790〜4,490円(1〜6ヶ月) | 無料 | △ | 会員数最多だが20代も多く、婚活目的なら補助的な利用を推奨 |
| with | 3,000〜3,600円(1〜6ヶ月) | 無料 | △ | 性格診断機能あり。20〜30代がメイン層 |
(各社公式発表・Noe編集部2025年ユーザー調査より推計)
40代男性が評価される要素を並べると、生活の安定感、人生経験から来る話の深さ、焦らない余裕のある姿勢、料理・趣味など私生活が充実している証拠、そしてバツイチの場合は前向きな経験として語れる誠実さ、この5つに集約される。
プロフィールの書き方として、実際に効果が出たパターンを二例紹介する。
プロフィール例文①(41歳・会社員・初婚)
「都内でIT企業の管理職をしています。41歳です。週末は近所の公園でランニングをしたり、最近は蕎麦打ちに挑戦しています(まだ修行中です笑)。仕事が忙しく、なかなか出会いの機会がなかったのですが、そろそろ人生のパートナーを真剣に探したいと思っています。家での時間を一緒に楽しめる人と出会えたら嬉しいです。」
「蕎麦打ち修行中」という具体的でちょっと間の抜けたエピソードが、完璧すぎない人間らしさを出している。「家での時間」という一文で生活スタイルも伝わる。
プロフィール例文②(44歳・バツイチ・経営者)
「都内でコンサルティング会社を経営しています。44歳、バツイチです。離婚から4年が経ち、またパートナーと人生を歩みたいという気持ちが出てきました。前の結婚では気持ちのすれ違いが多かったので、日頃からコミュニケーションを丁寧にしたいと思っています。週末は料理が趣味で、先週は友人夫婦を招いてボロネーゼを作りました。一緒に食卓を囲める人と出会いたいです。」
バツイチを冒頭で書いていること、離婚理由を相手を責めない言葉で書いていること、「友人夫婦を招いてボロネーゼ」という具体的なエピソードの3点がポイントだ。
40代男性の写真で失敗しやすいのは、スーツ姿だけで固めてしまうことだ。後述する内田さんの話にあるように、仕事の写真しかないと「生活感がない人」という印象を与えてしまう。
メイン写真はスーツか清潔感のある服装で、明るい場所での正面写真がいい。そこにサブ写真として趣味や日常を感じさせるカジュアルな写真(旅行・料理・アウトドアなど)を1〜2枚加える。友人や知人との写真を入れると社交的な雰囲気が伝わる効果もある。
写真は過去12ヶ月以内のものを使うこと。5年以上前の写真を使うと、実際に会ったときに「違う」という印象になり、信頼を損なう。
Omiaiを始めた当初、宮崎さんはプロフィールに年収を正直に記載していた。「開示した方が誠実だと思っていた」という判断だった。
ところが、アプローチしてくる相手を見ていると、なんとなく気になることがあった。「お金目当てなのかな」という疑念が拭えない相手が続いた気がして、気持ちが乗らなかった。確信はなかったが、試しに年収の項目を削除してみた。
するとアプローチしてくる層が変わった。決定的だったのはプロフィール文を変えたときだ。趣味の欄に「好きな本:三谷幸喜の作品集」と書いたところ、「私も大好きです! ドラマも映画も全部観ました」というメッセージが届いた。その後、二子玉川のカフェで会って3時間話が止まらなかった。
「年収より三谷幸喜の方が、私のことを知ってもらえた気がした」と宮崎さんは言う。正直なところ、自分でも書き直した直後は「こんな細かいことで変わるのか」と半信半疑だったそうだ。結果を見てから、ようやく確信が持てたと話していた。
内田さんは離婚後、ユーブライドに登録した。プロフィール写真はスーツ姿を3枚使っていた。「ちゃんとした印象を与えたかった」という意図だった。
数週間後、知人の女性に登録していることを話したところ、「写真がスーツばかりだと、仕事の人みたいで私生活が想像できない」と言われた。そのとき初めて、相手の見え方を考えていなかったことに気づいた。恥ずかしかったが、自分が「見せたいもの」ではなく「相手が知りたいもの」を考えていなかったという気づきは、思った以上に刺さった。
休日に近所をジョギングしたときの写真をサブに追加してみた。撮ってもらったわけでもなく、自撮りに毛が生えた程度のものだった。それでもプロフィールへの反応が変わった。「走るんですね、私もジョギングしてます」という接点が生まれ、最初のメッセージが続くようになった。
内田さんは現在も活動中で、まだ交際には至っていない。「焦りはあるが、焦って動くとまた同じ失敗をする気がする」と話す。うまくいかない時期が続いていることも正直に話してくれた。それでも「以前と比べたら、会話が続く相手は明らかに増えた」という手応えは感じているそうだ。
NG1:肩書きや所有物を前面に出す
「役職はCTOです」「車はBMWです」といった書き方は、自慢ではなく情報提供のつもりでも、読んだ相手には「アピールしている人」という印象になりやすい。そういった条件を見て動く相手が集まるのは、ある意味当然の帰結だ。改善策は、スペックをさりげなく添える程度にして、人となりを中心に書くことだ。
NG2:年下女性のみを狙う
40代が20代のみにいいねを集中させると、マッチ率が5%を下回ることも珍しくない(Noe編集部・2025年ユーザー調査より推計)。母数が少ない中での低率は、気持ちを消耗させる。まず同年代(±5〜7歳)を中心にアプローチし、プロフィールの質を上げながら自然と選択肢を広げていく方が長続きする。
NG3:バツイチを隠す
後から発覚すると「なぜ言わなかったのか」という不信感が一気に生まれる。最初から書くことで、理解してくれる相手だけが集まる。結果的に活動の質が上がる。
NG4:写真を更新しない
5年前の写真を使い続けると、実際に会ったときに印象の差が出る。そのギャップが信頼を傷つける。過去12ヶ月以内の写真を使うことが最低ラインだ。
Q1. 40代でユーブライドを使うと同年代の女性と出会える?
十分に可能だ。ユーブライドは30代後半〜40代のユーザー比率が高く、婚活目的で登録している人が多いため、同年代で真剣度の高い女性と出会いやすい環境が整っている。登録者の約40%が30代以上という統計もある(各社公式発表)。
ただし地方エリアでは候補数が都市部より少なくなる。地方在住の場合はOmiaiやマリッシュも並行して活用した方がいい。個人的には、まずユーブライドに1〜2ヶ月登録して手応えを確かめてから他を追加する流れが、余計な出費を抑えながら試せる方法だと思っている。
Q2. バツイチを隠していいか?
隠すべきではない。一言で答えるなら「後で発覚したときのダメージが大きすぎる」に尽きる。
婚活のプロセスでは、相手も真剣に情報を開示してくれていることが多い。その状況で婚姻歴を隠していたと発覚すると、他の情報も疑われる。「この人は何を隠しているのか」という不信感に変わる。それまでのやり取りが全部崩れる経験をした人の話を聞くと、かなりきついものがある。
正直に書くことで、バツイチに理解のある相手だけが集まる。本記事の内田さんの話にもあるが、自分の状況を受け入れてくれる相手と出会う確率を上げるには、冒頭での開示が一番合理的だ。
Q3. 40代で年下(30代前半)と出会うことは可能?
可能だが、戦略が必要になる。10歳以上の差を求めるとマッチ率は著しく下がる。まず同年代に集中してアプローチしながらプロフィールの質を上げ、自然と縁が広がるのを待つ方が長続きする活動になる。
Q4. 40代でPairsを使うのは効果的?
婚活メインなら、Pairsはサブ扱いが現実的だ。会員数は多いが、恋活・友達作り目的のユーザーも混在していて、婚活志向のミスマッチが起きやすい。ユーブライドやOmiaiをメインに据えて、Pairsを補助的に使う程度にとどめておいた方がいい。もし使うなら検索条件で「真剣交際・結婚前提」に絞り込むと効率が上がる。
Q5. 写真はスーツ姿が良い?
スーツ1枚は入れた方がいいが、全部スーツはマイナスになる。内田さんの話にあるように、スーツだけだと私生活が見えない。「仕事はできそうだけど、普段どんな人か分からない」という印象を与えてしまう。
スーツ1枚に加えて、趣味や休日の場面が伝わるカジュアルな写真を1〜2枚入れるのが、立体的な人柄を伝えるのにちょうどいい組み合わせだ。撮影は12ヶ月以内のものを使うこと。プロカメラマンに頼む選択肢も、費用対効果で考えると悪くない。
Q6. 結婚相談所との使い分けは?
アプリで6ヶ月〜1年続けてもデートが月1回以下なら、結婚相談所を並行して検討する時期だと思う。費用はアプリの5〜10倍かかるが、身元確認が徹底されていて真剣度の高い相手としか会えない環境は、時間効率の面で大きなメリットがある。
両方を並行して使う人も増えている。アプリで出会いの量を確保しながら、相談所でプロのサポートを受けるという組み合わせは、40代婚活では特に有効だ。まず3〜6ヶ月アプリで試して手応えを測り、必要なら相談所を追加するという順番が、無駄なく合理的だと私は感じている。
Q7. 「年齢で不利」と思うと活動意欲が下がる。どうすれば?
私が実際に感じたのは、プロフィールを書き直すたびに少しずつ反応が変わるという体験をすることで、「年齢の問題ではないかもしれない」と気づいていくプロセスだった。
40代でうまくいっている男性に共通しているのは、年齢を言い訳にしていないことだ。「40代だから伝えられる安定感・人生経験の深さ・焦らない余裕」を、具体的なエピソードとして文章にしている。「これまでの経験で学んだこと」「今後の人生で大切にしたいこと」をプロフィールに入れると、若い世代との差別化が自然にできる。まずは写真1枚と自己紹介文の書き方を変えるところから始めてみるといい。小さな変化が反応の変化につながったとき、見え方が少し変わるはずだ。
アプリ選びはユーブライドをメインに、Omiaiをサブとして組み合わせるのが40代男性にとって最も無駄のない出発点だ。バツイチや再婚希望なら、マリッシュを加えることで候補の幅が広がる。
プロフィールでは、バツイチは正直に前向きな表現で書く。スペックを前面に出すより人となりを中心にした方が、長続きする関係につながりやすい。趣味・エピソードは具体的に書き、写真は過去12ヶ月以内のものを使う。スーツ姿1枚+カジュアルな写真の組み合わせが、立体的な印象を与える。
活動方針は、同年代(±5〜7歳)を中心にいいねを送り、デートは昼間・カフェ・駅近から始める。6ヶ月以上活動して手応えがなければ、結婚相談所の並行利用も選択肢に入れる。
40代だからこそ伝えられる安定感・経験の深さ・誠実さがある。それを威圧感なく伝える方法を見つけることが、この年代の婚活の核心だと思っている。
Noe編集部 Pairs・Tapple・with・Omiai・ユーブライドを実際に使用したライターと婚活経験者が執筆・監修。のべマッチ数300件以上・デート経験100回以上の実体験をもとに情報を提供しています。